入学式の日に「子の看護休暇」の取得は可能か?
問題の事象
ある社員より、子供の入学式の日に休暇(子の看護等)を取得したい旨の申請がありました。
これを認める義務があるのでしょうか?…
最終更新日:2025.03.24
4月より東京都ではカスタマー・ハラスメント防止条例(カスハラ防止条例)が施行されます。
企業としてどのような準備が必要でしょうか?
令和6年12月の厚生労働省労働政策審議会による建議では、
を満たすもの。
と示されました。
東京都が令和6年12月に公表した「カスタマー・ハラスメントの防止に関する指針(ガイドライン)」では、カスハラを次ように分類しています。
さらに、具体例として以下の行為が例示されています。
企業には安全配慮義務の一環として、カスタマーハラスメントを防止する措置をとる法律上の義務があります(東京地方裁判所平成11年4月2日判決等)。
カスタマー・ハラスメント(カスハラ)を防止するため、またカスハラをスムーズに解決するためには、事前にしっかりと準備をしておく必要があります。
具体的には、
などが考えられます。
カスタマー・ハラスメント(カスハラ)は従業員に大きなストレスを与え、従業員の離職の原因になり得ます。
また、不当な要求への対応に時間と労力を割くことは、事業にとっても大きなマイナスです。
令和7年4月1日より東京都のカスタマー・ハラスメント防止条例が施行されるのを機に、自社におけるカスハラ防止のための措置を再確認しておきましょう。